2010年8月8日日曜日

「核抑止力は必要」で核兵器はなくせるのか?

菅首相が「核抑止力は必要」と発言した。
一方で、式典では「核兵器のない世界の実現へ先頭に立って行動する道義的責任を有する」とあいさつ。

運動団体が「二枚舌と言われてもやむを得ない」と抗議している。

昨年、政権交代前の麻生太郎首相が同様の発言をして問題になった。
「同じことを言うのなら自公も民主も変わらないということになる。核兵器廃絶という考えはないのか。情けない」
まったく同感だ。

どうも、政権に就いたら、理念も何もかも投げ捨てても恥ずかしくないのか。
それとも、もともと理念も何もなかったということなのか。