2015年11月13日金曜日

辺野古新基地 国家権力の無法な乱用許すな

「是正」指示 試される人権民主主義

----安倍内閣の強権国家ぶりが露呈したやり方だ。とても同じ国の同胞に対する行為とは思えない。
 
米軍普天間飛行場移設に絡む辺野古新基地建設問題で、石井啓一国土交通相が翁長雄志知事に対し、埋め立て承認取り消しの撤回を求め「是正指示」を出した。
 
「代執行」手続きの一環だが、「指示」の前段に当たる「勧告」を知事が拒否してからわずか3日後だ。週末を挟んだので実質的には翌日である。知事の勧告拒否の意味を吟味しようというそぶりすらない。
 
勧告拒否の際、知事は公開質問状を政府に提出した。その質問に一切答えぬままの「指示」である。まさに「問答無用」だ。
(琉球新報)

<動画>

衆院予算委員会閉会中審査 赤嶺政賢議員の質問(11/10) 


<報道記事>

しんぶん赤旗)沖縄新基地問題 国家権力の無法な乱用許すな(11/13)


琉球新報)辺野古埋め立て:国交相、具体的な回答なし 県質問に(11/13)

<各紙社説>
東京新聞)辺野古座り込み 沖縄の人権はどこへ(11/13)
南日本新聞) [辺野古代執行へ] 国は対話の道閉ざすな(11/13)
沖縄タイムス)[辺野古掘削再開]市民の安全 脅かす愚行(11/13)
琉球新報)「是正指示」拒否 民主国家の看板が問われる(11/12)
沖縄タイムス)[知事、撤回指示拒否]県と国 法廷闘争へ突入(11/12)
琉球新報)「是正」指示 試される人権と民主主義(11/10)
沖縄タイムス)[取り消し撤回指示]問うべきは政府の品格(11/10)